手帳がない人
見学とか体験行く時も、手帳必要なのかな…
手帳もだけど、病院にも通ってないんだけど
この記事では、こうした悩みや疑問にこたえます。
私は、就労移行支援施設で3年間働いていました。
結論、就労移行支援は障害者手帳なしでもOKです。
ただ、かわりに必要なものや行動があります。
このあたりのわかりづらい制度や手続きなどを、簡単にわかりやすく解説していきます。
障害者手帳を持っていない。
そもそも病院を受診したこともない。
という人でも安心して就労移行支援が使えるように、この記事でナビゲートしていきます。
おすすめの就労移行支援を知りたい人はこちらの記事をどうぞ!
もくじ
就労移行支援は障害者手帳なしでも大丈夫
なんで障害者手帳なしで大丈夫かというと、就労移行支援に通うには
- 障害者手帳
- 自立支援医療受給者証(医療費が安くなる)
- 医師の意見書
の3つのうちどれかがあれば大丈夫だから。
手帳がない人
という人、ご安心を。
あとで詳しく解説します。
病院に行ったことない、診断もついてないという人もOK
- 病院に行ったことない
- 診断ついてないけど、発達障害じゃないかと思っている
という人も就労移行支援OKですよ。
これから病院行けばいいんです。
これから受診して、主治医に意見書もらえばいいんです。
手帳の取得も考えているなら、その病院で将来的に取ればOK!
まずは就労移行支援施設へGO
まずは気になる就労移行支援施設に行けば、近隣の病院教えてくれます。
そこに行って、診断とか意見書もらえばOK。
私も支援員をしていた時に、
「受診してない、診断もない。
自分は発達障害じゃないかと思って見学に来た。」
という人、結構いましたよ。
障害者手帳がない人の手続きの流れ
流れは以下のとおり。
- 就労移行支援施設に見学に行く
- 病院を紹介してもらう
- 病院を受診
- 診断結果待ちの間に体験
- 診断出て、「ここに通う」と決まったら主治医に意見書も書いてもらう
- 意見書を持って役所に就労移行支援利用のための手続きに行く
一例ですが、こんな感じ。
病院によって、診断結果が出るまでの時間が違います。
発達障害とかだと、発達検査とかやったりするんである程度期間かかったりします。
医師の意見書とか紙を出すだけ
手帳がない人
大丈夫です、就労移行支援で紙もらえます。
それを先生に出すだけですw
よくわからなければ、就労移行支援の支援員さんに聞きましょう。
体験談:診断がつかないケースはまれ
もし病院に行って、「あなた発達障害じゃないです」とか言われて診断がつかなかったら、就労移行支援使えないってこと?
はい、診断がつかなければ使えません。
ただし、診断がつかなかったというケースを私は体験したことないです。
話として聞いたこともないですね。
就労移行支援に相談に来る人は、何かしら
- 仕事が続かない
- コミュニケーションの問題を感じてる
とか、何かあるんですよ。
就労移行支援に相談に来るだけの生きづらさが。
なので、病院を受診すれば、まず診断がつきますね。
そもそも障害者手帳って何?
障害者手帳は、障害のある人にとって持ってると色んなメリットがあるものです。
障害の種別によって、以下の3タイプがあります。
- 療育手帳(知的障害の人が持ってる)
- 身体障害者手帳(身体障害の人が持ってる)
- 精神保健福祉手帳(うつとかの精神障害、発達障害の人が持ってる)
障害者手帳について、今は以下の特徴を知っておけばOK。
- 交通費の割引とか税金とかお金の面でメリット大
- 障害者雇用に応募するのに必要
- 精神の手帳は、初診日から6か月以上たってないと申請できない
就労移行支援利用中に手帳を取得する人もいる
精神の手帳は、初診日から6か月以上たってないと、申請できません。
そのため、「自分は発達障害じゃないか」と思って就労移行支援に来た人は、
- 就労移行支援で病院を紹介してもらう
- 医師の意見書で就労移行支援の利用申請
- 半年後、就労移行支援利用中に手帳の申請
という流れをたどります。
ちなみに、このパターンの人結構います。
余談ですが、発達障害じゃない障害の人の場合だと、そもそもみんな病院受診してたり、すでに手帳持ってますね。
うつとか知的障害だと、そもそも就労移行支援に来るより先に病院行くので。
自立支援医療受給者証はあると医療費が安くなる
手帳がない人
という人向けに、今知っておくべきポイントは2つだけ!
- 医療費が安くなる(薬局のお金も!
- 精神の手帳と一緒に申請できる
精神保健福祉手帳と一緒に申請すると楽
自立支援と手帳の申請を一緒にすると、楽ですよ。
自立支援医療の申請も手帳の申請も、役所にします。
どちらも申請に診断書が必要。
でも、自立支援と手帳の申請を同時にすれば、診断書が1枚でOK!
役所の手続き解説ページにも、小さく書いてあったりしますw
役所に手続きに行く回数も減らせて、楽です。
診断書も高いし、手帳と自立支援医療の申請は同時がおすすめ!
まずは就労移行支援に見学へ
障害者手帳がなくても。
診断がなくても。
病院に通っていなくても。
就労移行支援に興味があるなら、見学に行って手続きについて聞いてみるといいかと。
地元の自治体のやり方とかもわかってるんで、いろいろ教えてくれます。
業界最大手の【LITALICOワークス】なら全国のいろんなところに、事業所があります。
首都圏なら、パーソルチャレンジ・ミラトレとかココルポートも近くにあるか調べてみましょう。
いずれも複数の事業所を抱えています。
見学に行って、おすすめの医療機関も教えてもらいましょう。
まとめ:手帳なしでも就労移行支援を使うために踏み出していこう
手帳を持っていない、診断がないという人も、就労移行支援を利用することは可能です。
見学に行きつつ、受診して、就職を目指しましょう。
就労移行支援の訓練の中で、手帳取得についての講座を大体の施設はやっています。
手帳取得も気になっているという人は、就労移行支援に通いつつ手帳取得を考えましょう。
就労移行支援は、定員があるため、もたもたしてると、ほかの人に定員の枠をとられます。
あなたが何もしない間に、ほかの人にあなたが使えたはずのサービスを使われてしまいます。
この記事で紹介した施設は、以下の3つ。
就労移行支援の選び方を知りたいという人は、こちらの記事を参考に。
自分に合った施設を見つけられますよ。
さあ見学に行くぞという時は、こちらの記事をどうぞ。
読んでおけば、安心して見学に行けます。
- LITALICOワークス:全国展開している就労移行支援
- ミラトレ:精神の定着率ダントツで長く働ける就労移行支援
- アットジーピー【atGP】:障害者の転職サポート実績No1のエージェント
就労移行支援選びに迷っている人は、こちら。
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