就労移行支援が再利用できるか知りたい人
実際に再利用した人っているの?
私は過去3年間、就労移行支援で支援員をしていました。
その時に、実際に2回目の再利用された方、いましたよ。
- 「過去に就労移行支援通ってたけど、合わなくてやめた」
- 「就職したけど、やめちゃってまた通いたい」
またチャレンジできます。
就職して、自分の居場所を見つけて、お金もらって生活できるようになります。
この記事わかること
- 就労移行支援で2回目の再利用できるかわかる
- 就労移行支援を実際に再利用した人のケースがわかる
- もし再利用できない場合の対処法がわかる
この記事では、就労移行支援の再利用の条件や確認方法を詳しく解説します。
もし、再利用がダメだった場合の対処法も解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
おすすめの就労移行支援を知りたい人はこちらの記事をどうぞ!
もくじ
就労移行支援は一生に一度じゃない
結論、就労移行支援は2回目の再利用もできます。
就労移行支援が使える期間は、2年間。
なので、利用期限が残っていれば再利用できます。
1年通って就職して卒業したけど、仕事やめちゃって残りの1年再利用みたいな感じ。
- 前通っていたのと同じところに、出戻りするのもOK。
- 違う就労移行支援に行くこともできます。
実際にあった具体例を1つ紹介します。
具体例:就労移行支援の再利用
私が勤務していた就労移行支援を使っていた方の例を紹介します。
流れは以下のとおり。
- 就労移行支援を10か月利用して就職、卒業
- 会社が業績不振により仕事がなくなり収入もない
- 退職
- 前に通っていた事業所で就労移行支援を再度利用希望
- 役所に問い合わせたらOKとの返事
- 残り1年2か月、就労移行支援を使えることになる
この方は、その後利用期限終了までの間に、無事就職しています。
他の再利用の例
他にも
- 他の就労移行を使っていたけど、合わなくてやめて、違う就労移行支援を再利用
- 一度就職したけど退職して、2回目は同じ就労移行の違うセンターを再利用
などのケースもあります。
就労移行支援を再利用する時の注意点
再利用できるかは、役所に必ず確認しましょう。
就労移行支援を「あなた使っていいですよ」と判断するのは役所だから。
役所が再利用を許可すればできるし、ダメっていったらダメです。
就労移行支援は自治体によって判断が違うことも多い
再利用に限らず、就労移行支援って役所によって判断が異なることが普通にありますw
たとえば、3年目の延長申請が比較的通りやすい市区町村もあれば、絶対認めないところも…
これは、自治体によって使えるお金とか、人口が違うのでしょうがないです。
就労移行支援の利用期間や延長については、こちらの記事で詳しく解説しています。
期間内に就職できなかった時の対処法も書いています。
なので、再利用できるかについても、必ず役所に確認しましょう。
自分で直接役所に確認するのが嫌な人は、就労移行支援の事業所に聞いてみれば、支援員さんが確認してくれますよ。
3年目の延長申請をしつつ再利用ってできる?
就労移行支援が再利用できるか知りたい人
役所に確認しましょう。
延長がそもそもダメな市区町村なら、なしです。
延長申請が通りやすい市区町村なら、可能性があるのかもわからない…という感じ。
延長しつつの再利用は、私も聞いたことがないですね…
ダメそうな気がします…w
役所に確認しましょう。
ちなみに、再利用がダメでも就職する方法はあります。
最後に紹介してるので、そちらで。
再利用する時の事業所の選び方
「自分がここに通いたい」と思えるところでOKです。
これは再利用に限らず、就労移行を選ぶ時もですが。
直感でもOK。
- 支援員さんが優しそう
- 通ってる人たちの年齢が近そう
- 同じ就労移行支援にしたいけど、同じところはしんどいから2駅先の事業所にしよう
何でもいいです。
就労移行支援の再利用を考えている人
はっきりいってもらわないと、自分の退職の原因がわからない。
次同じ失敗をしないために、厳しめの人がいるところがいいかも…
とか、実際に再利用するとなったら、新しい考えが出てきたりもします。
その時の自分がいいと思ったところを、再利用する事業として選びましょう。
「ここに通いたい」と思える就労移行支援を見つける方法
自分に合った就労移行支援を見つけるには、複数の事業所を見学すればOK。
1つしか見ていないと、何か「あれ?」っと思うことがあっても、それが普通と思ってしまう。
複数見学すると、
- 「こっちの就労移行支援は、こんな深い話もしてくれた」
- 「こっちよりあっちの方が、すごく話を聴いてもらえた気になれた」
とか、違いが分かりやすいです。
業界最大手の【LITALICOワークス】なら、全国に事業所があります。
パーソルチャレンジ・ミラトレとかココルポートも近くにあるか確認してみましょう。
再利用で同じ就労移行支援に通うメリット・デメリット
嫌でなければ、元いた就労移行支援でもOK。
実際そういう人もいます。
メリット・デメリットは以下のとおり、
メリット
- 支援員さんたちが既に自分のことをよくわかってる
- 支援員さん側も「自分たちも同じことを繰り返さないようにしよう」という意識がある
- 通ってるのがどんな人たちか、ある程度わかっているから安心
デメリット
- 周りの目が気になる場合しんどい
再利用で違う就労移行に通うメリット・デメリット
就労移行支援の会社ごと替える場合と、同じ会社の別のセンターに通う方法もあります。
【LITALICOワークス】とか、全国展開してるような会社だと、通える範囲に複数のセンターがあります。
リタリコの秋葉原通ってたけど、戻るの気まずいから新橋にしようとかできます。
メリット
- 気まずくない
- 以前とは違った支援を受けられる
デメリット
- 短い期間内で支援者と関係作りをする必要がある
- 同じ会社の別センターだと、異動で会いたくない支援員さんが来る可能性もある
就労移行支援を再利用できない場合の対処法
- 「1回目で2年使い切ってた…」
- 「役所から再利用の許可が出なかった」
など、再利用できない場合の対処法は以下のとおり。
- 就労継続支援のA型B型で働く
- 自力で就活
支援員K
就労継続支援で働く
就労継続支援とは、一般企業で働くのが難しい人に働く場所を提供する福祉のサービスです。
- 企業で働いた経験があるけど、正直かなりしんどい
- 就労移行支援を使ってたけど、通所するのもしんどかった
- 就労移行支援の訓練内容がよく分からなかった
みたいな場合におすすめ。
無理して移行に通い続けたり、就職目指すより、小さいステップを踏んで行った方が人生が楽です。
変にストレスためて、病気が悪化する方が怖いです。
就労継続にはデメリットもある
ただし、就労継続支援には以下のようなデメリットもあります。
- 賃金が安い
- できる仕事内容が限られている
「生活のために、ちゃんとお金を稼ぎたい」
「やりたい仕事がある」
という人は、次で紹介する自力で就活も検討してみましょう。
自力で就活
就労移行支援を使わず、自力で就活もアリです。
就労支援センターとかの、公的な支援機関もあります。
就労移行支援ほどしょっちゅう面談したり手厚い支援は受けられないかもですが、登録しておくと安心。
また、障害者枠専門の転職エージェントもあります。
非公開求人がいっぱいあるので、とりあえず登録しておくと、お宝求人を見つけやすいです。
まとめ:就労移行支援が使えるのは一生に一度じゃない
最後にこの記事のまとめです。
- 就労移行支援は2年間を使い切っていなければ、再利用できる
- 再利用できるかの判断は役所による
- 同じ事業所を使ってもいいし、違うところに行ってもいい
- 再利用する事業所は、「今の自分にとって通いたいと思う場所」を選ぼう
- 通いたいと思える場所を見つけるには、見学
- 再利用がダメでも、就労継続や自力就活すればOK
- LITALICOワークス:全国展開している就労移行支援
- ミラトレ:精神の定着率ダントツで長く働ける就労移行支援
- アットジーピー【atGP】:障害者の転職サポート実績No1のエージェント
就労移行支援選びに迷っている人は、こちら。
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