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就労移行支援にいじめやトラブルはある!回避・対処法も解説

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就労移行支援に通いたい人

就労移行支援にいじめやトラブルってあるの?

通いたいけど、いじめやトラブルはイヤ…

対処法とか、いじめにあわない事業所選びのポイントを知りたい。

この記事では、こうした疑問や悩みにこたえます。

 

ぶっちゃけ、就労移行支援にもいじめやトラブルはあります。

私も支援員としてかつて働いていましたが、相談を受けることもありました。

支援員K

ただ、対策や回避するための事業所選びのコツもあります。

この記事でわかること

  • 就労移行支援で起こるいじめやトラブルの事例
  • いじめやトラブルにあったときの対処法
  • いじめやトラブルにあわないための就労移行支援選びのコツ
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就労移行支援でのいじめやトラブルはある

就労移行支援でいじめやトラブルはあります。

これは就労移行支援に限らず、学校や職場などどこでもあります。

支援員K

むしろいじめやトラブルなんてまったくありません、なんていってたら逆に怪しいです。

利用者同士のいじめやトラブルの例

就労移行支援でよくある、利用者同士のいじめやトラブルの事例3つを紹介します。

プログラム内でもめる

グループディスカッションなど、利用者さん同士で会話をするプログラムでもめることがあります。

  • あの利用者さんの言い方に腹が立った
  • 自分の意見ばかりいって周りの話をきかない
  • すぐ人の意見を否定する

たくさんの利用者さんがいて、相性の合わない人がいてもめることがあります。

事業所外でのいじめやトラブル

事業所外で遊びに行ったりなどして、そこでトラブルが起きることもあります。

  • いつも事業所の外で待ち伏せして一緒に帰ろうとしてくる
  • 連絡先を聞かれた
  • 利用者同士でカラオケに行ったら料金を払わされた

事業所内で起きたことであれば、支援員もわかります。

ただ、支援員が関知できない事業所外で、何かしらのいじめやトラブルが発生することも。

本人から相談があって発覚します。

ほかの障害の人に対するいじめ

よくあるのは、精神や発達の人が知的の人をいじめるパターンです。

就労移行支援は通常、さまざまな障害のある人が通っています。

知的障害のある人の場合、作業スピードが遅かったり、周りの人ができることができないことも。

それを理由にいじめに発展することがあります。

 

就労移行支援のなかには、atGPジョブトレのように障害種別ごとに事業所が異なるところもあります。

ほかの障害の人との訓練に抵抗のある人は検討してみましょう。

利用者と支援員のトラブル

就労移行支援では、利用者と支援員でのトラブルが起こるケースもあります。

よくある3つのトラブルを紹介します。

利用者と支援員で方針がずれる

具体的にどういうことで方針がずれるかは、こんな感じ。

  • 利用者は特定のプログラムに参加たくないが、支援員が参加をすすめる
  • 早く就職活動を始めたいのに、支援員はまだ早いという
  • 利用者が通いたい日数と支援員がすすめてくる日数が違う

支援員K

支援員は、その人が就職するために必要なことであれば、本人が乗り気でないことをすすめることもあります。

事情がある場合は、支援員に伝えてよく話し合うことが大切です。

利用者から支援員に対する不信感

支援員はビジネスマナーの指導をしてくるけど、支援員自身がビジネスマナーができてない

など、何かしらのきっかけで、利用者が支援員に不信感を感じてしまうことも。

結果、支援員の言葉に耳を貸さなくなり、支援員とトラブルになることがあります。

利用者が事業所の運営に納得できない

利用者から上がる声の具体的な例は以下のとおり。

  • ロッカーが狭い
  • 自習みたいな時間が長く、放置されている気がする
  • プログラムの内容が初歩的過ぎる

利用者が事業所の運営がらみで納得できず、トラブルになるケースがあります。

就労移行支援でいじめやトラブルにあったときの対処法

いじめやトラブルは、どこの就労移行支援でも起こりうることです。

支援員K

就職してからも、職場でなんらかのいじめやトラブルにあうこともあります。

就労移行支援で訓練しながら、いじめやトラブルにあったときの対処法を身につけていきましょう。

方法は以下の3つ。

  1. 支援員に相談
  2. 事業所を変更
  3. 外部機関に相談

対処法1.支援員に相談

どのいじめやトラブルでも、まずは支援員に相談しましょう。

支援員なら、あなたのことや周りの環境や人間関係のこともよくわかっているので。

職場で大切なこととして、よくカリキュラムでも報告・連絡・相談が大切といわれますがまさにそれです。

支援員K

働いてからも、何かあったときにまずは身近な人に相談するというのは基本。

支援員に相談しても意味がないと思うとき

支援員に相談しても意味ないんじゃない?

そう思う人もいるでしょう。

意味がないかどうかは、相談しないとわかりません。

もし意味がなかったらそのとき、次の方法を考えればOK。

意味がないと思って相談しなかった場合、「自己発信ができておらず相談ができなかったのが悪い」と自分の落ち度になることもあります(就労移行支援でも職場でも)。

自分の担当支援員に相談しづらいなら、ほかの支援員でもOK。

まずは自分の意思を伝えるために、相談しましょう。

対処法2.事業所を変更

支援員と相談したけど、自分のなかの不満やモヤモヤが解消されないこともあります。

場合によっては事業所を変更することもあります。

近隣に複数の事業所をもっている就労移行支援の会社も多いです。

事情がある場合で、事業所変更で対応することも私が支援員のとき、実際にありました。

対処法3.外部機関に相談

外部機関として相談できる可能窓口としては、市役所の担当職員や苦情の受付窓口などです。

あとは外部ではありませんが、各就労移行支援のホームページとかにあるお問い合わせから会社自体に相談できることもあります。

いきなり外部機関に相談するデメリット

実はいきなり外部機関に相談することには、デメリットがあります。

「これまでどういう対処をしてきましたか?」とか「事業所の支援員に相談しましたか?」とか聞かれます。

支援員K

いきなり外部にいじめやトラブルの相談をしている場合、「まずは事業所の支援員に相談しましょう」といわれることも。

役所などに相談した場合、役所の担当職員、就労移行支援の職員、利用者本人を交えた、話し合いの場がもうけられたりします。

結構な大ごとになり、利用者本人が疲れ切ってしまって就労移行支援に通えなくなる悲しいケースもありました。

いじめやトラブルを回避する事業所選び

就労移行支援でいじめやトラブルにあう可能性はどうしてもあると思う。

対処法もあるけど、そもそもいじめやトラブルにはあいたくない。

事業所選びでなにかコツとかあるの?

あります。

いじめやトラブルにあわないための事業所選びのときのコツは、事業所に見学や体験にいくことです。

複数の就労移行支援の見学にいくと、比較検討もしやすく、自分に合ったところを見つけやすいです。

見学体験は目的意識をもつのが大切

ただ見学して体験するだけではなく、目的意識をもって見学体験をするのがコツです。

  • どんな利用者さんがいるのか
  • みんなセンターのルールを守っているか
  • 支援員さんの対応はどうか

しっかりチェックしましょう。

就労移行支援の事業所選びのコツについては、こちらの記事でくわしく解説しています。

就労移行支援でいじめやトラブルはあるけど対処法や回避方法もある

就労移行支援も集団で生活する場である以上、いじめやトラブルが起きることはあります。

ただし、それは就職してからも同じです。

就職後にいじめやトラブルにあった場合に対処できるようにしておくためにも、就労移行支援でも対処法を学んでおきましょう。

とはいえ、いじめやトラブルはできるだけさけたいもの。

支援員K

就労移行支援に見学や体験に行って、しっかりと観察することで、事業所の雰囲気をつかめます。

いじめやトラブルにあうリスクを減らせます。

いい事業所を見つけて、就労移行支援で就職に向かって安心して訓練に取り組めるよう応援しています。

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