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就労移行支援は大学生が在学中も使える【両立のコツも解説】

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就労移行支援が気になる大学生

就労移行支援って大学生が在学中に使えるの?

学校通いながら両立できる?

障害者雇用とか、周りの友達に笑われないかな?

この記事では、こうした疑問や悩みにこたえます。

この記事でわかること

  • 就労移行支援を大学生が在学中にも使えるのかわかる
  • 就労移行支援を大学在学中に使うメリットがわかる
  • 大学生活と就労移行支援の両立ができるのかわかる

結論、大学生や専門学校生が、在学中に就労移行支援を使うことも可能です。

私は3年間、就労移行支援で支援員として働いていたことがあります。

実際に、大学4年生の方を担当したこもあります。

私の経験も元に、大学生の在学中の就労移行支援の使い方について解説します。

大学生活との両立のコツも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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就労移行支援は大学生も使える

就労移行支援は、18歳から64歳まで使えます。

制度上、大学や専門学校に在学中も使えます。

就労移行について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

就労移行支援とは?元支援員がわかりやすく解説

 

卒業年度、つまり大学4年生や専門2年生なら、基本的に就労移行支援を使えると思ってOK。

ただし、注意点もあります。

 

在学中に就労移行支援を使う時の注意点

自治体によって、判断が違うことがあります。

そのため、自分が実際に在学中に就労移行支援が使えるかは、自治体つまりは役所に確認が必要。

 

そもそも、「あなた、就労移行支援を使っていいですよ」というのは、役所が判断します。

役所がいいっていったらOK。

ダメっていったらダメです。

 

市区町村によって使える予算とか違うんで、しょうがないです。

 

【朗報】在学中の就労移行支援がダメっていわれても大丈夫

ちなみに、在学中に就労移行支援に通う役所の許可が下りなくても、安心してください。

普通に卒業したら、使えばいいんです。

 

就労移行支援に通わず、在学中に就職が決まったらラッキー。

ダメだったら、卒業後に就労移行支援に通いながら就活すればOKです。

 

就労移行支援が気になる大学生

ブランクできちゃうけど大丈夫?

支援員K

焦って就職して、自分に合わないところで働くより、100倍いいと思います。

 

焦って就職するとロクなことがない

焦って就活したら、内定もらったところ実はブラックで、1年でうつになってやめることになりました、なんてこともあります。

 

就活は、競争じゃないです。

早く就職したら、エラいわけじゃないです。

 

あなたに合ったペースで、あなたに合った仕事に就くことが大切です。

 

ネットの情報も信じすぎないことがポイント

ネットで「就労移行支援 大学生」とかで調べると、合ってるのか微妙な情報も出てきます。

また、ややこしい条件をクリアしないと、大学生は就労移行支援を使えないという情報も見られます。

 

「大学や地域における就労支援機関等による就職支援の実施が見込めない場合」じゃないと使えないとか書いてある情報を見かけました…

 

気にしなくてOKです。

 

私が過去に担当して、大学在学中の就労移行支援の利用が認められた人。

大学に就職の支援センターあったし、住んでるところに就労支援センターとかありましたよw

それでも普通に、在学中に就労移行支援の利用OKでした。

 

もう一度言います。

就労移行支援を在学中に使えるかは、役所の判断です。

ネットの情報が、あなたの人生を決めるわけじゃないです。

 

就労移行支援を大学生で使いたいと思ったら

就労移行支援を使ってみたいなと思ったら、近くの気になる就労移行支援に見学に行ってみましょう。

就労移行支援の支援員さんなら、過去に前例があれば、ここの自治体は在学中でも使えるとか情報持ってますよ。

わからない場合は、支援員さんが確認してくれます。

 

就労移行支援が気になる大学生

役所に直接聞くのはダメなの?

 

全然ダメじゃないです。

ただ、支援員さんを通した方がメリットあります。

 

就労移行支援が使えるように交渉してくれる

就労移行支援を通せば、もし「在学中はダメ」っていわれても支援員さんが交渉してくれます。

 

施設や支援員さんによるかもですが、私はいつもそうでした。

 

就労移行支援に相談に来る大学生って、だいたい就職で悩む4年生なんですよ。

  • 就職が決まらなくて、将来めっちゃ不安。
  • 大学の支援センターの人は、障害のことよくわかってくれてないと感じてる。
  • 親からのプレッシャーもあって、つらい…

 

そして、すがるような思いで就労移行支援に相談に来るわけですよ。

 

こんな大学4年生を

「役所がダメだって。卒業してから来てねバイバイ」

ってするのひどくないですか?w

 

できるだけ、支援のサービスを使えるようにしたいわけですよ、こちらとしても。

 

なので私は、役所に問い合わせる時、もし「在学中はダメ」って役所の人にいわれても

支援員K

ちょっと待ってください!

この方、なかなか就職が決まらない不安でいっぱいで、障害に対して十分な支援を受けられていないと感じてるんです。

就労移行支援が、必要だと思うんです。

と、交渉する気マンマンでしたw

 

実際は、いつもそんな交渉する必要もなく、みなさん普通に役所から許可もらえましたけどw

 

ただ、この交渉を自分でやるのはしんどいと思うんですよ。

その辺を支援員なら、うまいことやってくれるんで、とりあえず就労移行支援に見学に行って、そこで相談するといいかと。

「在学中でも使えますか?」って。

 

リタリコ業界大手で、全国にいっぱい事業所があります。

ここの自治体は在学中でもOKとか、たくさんデータ持ってますよ。

 

首都圏なら、ココルポートとかパーソルチャレンジ・ミラトレあたりを候補に入れて、見学に行ってみるとよいかと。

 

ちなみに、見学は複数行くのが基本です。

会社によって、対応が違ったりすることもあります。

複数見ておけば、自分に合うところを選びやすいですよ。

 

就労移行支援を大学生が在学中に使うメリット

メリットは以下の3つ。

  1. 自分に合った支援を受けられる
  2. 自分はおかしいんじゃないかという不安を感じにくい
  3. 就職後も支援を受けられる

メリット①自分に合った支援を受けられる

就労移行支援なら、障害者雇用のプロの支援を受けられます。

 

大学の就職支援センターの人は、大学生の就職を専門にやっています。

障害のある人の就職を専門にしているわけではありません。

 

そのため、大学ではなかなか障害のある人に合った就職のサポートができないこともあります。

就労移行支援なら、あなたに合った支援を受けながら、就職活動ができます。

 

メリット②余計な不安を感じにくい

就職活動っていろんな不安があるし、障害者雇用ならではの不安もあるわけですよ。

就労移行支援が気になる大学生

障害者枠で就職したなんて、周りから笑われたり、バカにされないかな…

 

どうしても、大学で周りがみんないわゆる「普通」の就職をしていると、自分だけ違うことに不安を感じることも…

 

でも、就労移行支援なら、まわりみんな障害者です。

みんな障害者雇用で就職します。

 

なので、就労移行支援を使うと「自分だけおかしいんじゃないか」という不安を感じにくいです。

 

大事なのは自分に合った仕事につくこと

就職はそもそも、自分に合った仕事で無理なく働いて、お金稼ぐためのものです。

就職することが目的ではありません。

 

就職して、無理なく働けるようになることが大事です。

とにかく就職して、そこで仕事イヤでうつ病になったりしたら、大変なわけですよ。

 

働ける時間も、得意な仕事も人それぞれです。

 

支援員K

友達は友達で、自分に合ったところに就職すればいい。

あなたはあなたで、自分のペースで自分に合ったところに就職すればいいんですよ。

生きる速度は、人それぞれです。

 

あなたが、無理して自分に合ってない仕事に就職したり、焦って就職した時。

そこでつらい思いしながら働く羽目になっても、あなたを笑ったりとやかくいってきた人たちが、代わりにつらい目に遭ってくれるわけじゃないです。

 

大切なのは、あなたが自分で考えて、自分の人生や決断に対して「これでいい」と思えることだと思います。

 

メリット③就職後も支援を受けられる

就労移行支援なら、就職後も支援を受けられます。

入社初日に、会社に同行して、入社手続きにも同席してもらったりできますよ。

 

また、入社後にも定期的に面談して話聴いてもらえます。

 

結構就職してからも、いろいろ大変なことはあります。

就職後の支援もあると安心。

 

就労移行支援と大学生活両立のコツ

就労移行支援が気になる大学生

就職活動も大事だけど、卒業論文もある…

就労移行支援と大学生活の両立はできるの?

 

できますよ。

 

実際、私が担当した大学4年生の利用者の方は全員、学生生活と両立して、卒論とか単位も問題なく卒業しています。

 

在学中の通所ペースを相談して就活

大体、大学4年生ってもう単位取り切ってると思うんですよ。

サボりがちでヤバい一部の人を除いてw

 

支援員K

卒論も計画的に進めて、普通に週5で在学中に就労移行支援に通い続けてた方もいますよ。

 

卒論の時、ちょっと就労移行支援に通所するのしんどいっていう場合は、相談しましょう。

日数を減らすとか、午前中だけにするとか。

支援員さんと相談して決めるのがよいかと。

 

卒業がヤバい人は卒業を優先

単位が足りなくて、4年生でもガンガン大学行かないとヤバい人は、ちゃんと支援員さんにそのこといいましょう。

恥ずかしいとか、そういう気持ちは捨てましょう。

 

早めに行ってくれれば、

まずは大学卒業を優先。

就労移行は、卒業が確定する予定の年明けから使えるように手続きしましょう。

とかできますから。

 

早めに行っておきましょう。

 

まとめ:大学生も在学中に就労移行支援を使って就職を目指そう

この記事のまとめは、以下のとおり。

  • 就労移行支援は、在学中も使える
  • ただし役所の判断による
  • 自分が使えるかは、就労移行支援に見学に行って聞いてみよう
  • 在学中にも、使うメリットはある
  • 就労移行支援と大学生活の両立も可能

 

自分が実際に使えるかどうかは、近くの気になる就労移行支援に行って聞いてみましょう。

業界最大手の【LITALICOワークス】なら、データもいっぱい持ってます。

全国に事業所があるから、あなたの家の近くにも事業所あるかも。

 

自分に合った就労移行支援を見つけるには、複数見学が基本。

パーソルチャレンジ・ミラトレとかココルポートあたりも、行ってみると、会社ごとのの違いも分かります。

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